シニア漫画 登場人物案 02
人物の見た目案
右上 P02:近藤 千晴・64歳。商店街時代からの対等な友人。
左下 P03:久保田 篤・44歳。応募先の採用担当。
右下 P04:上原 菜月・28歳。同じ職場の現場・教育担当。
顔・髪型・眼鏡・体格・服の配色を確認するための案です。画像をクリックし、対象のIDと変更したい点を入力できます。
状態: 人物設定の確認前。今回の改訂は主人公の眼鏡・過去の立場・感情表現。 題材案: 60代の仕事選び。時給だけでは分からない7つの条件 全員架空。経歴や勤務の例は登場人物の設定で、一般的な勤務条件の事実ではない。
今回の変更
主人公の佐伯修平を眼鏡ありに変更。普段は硬めの顔、頼られていた過去、閉店後の寂しさ、取り繕う笑顔、気持ちがほどける小さな笑顔を設定する。元文具店主という独自の経歴は維持する。
4人の登場人物
| ID | 名前・年齢 | 立場 | 物語での役割 |
|---|---|---|---|
| P01 | 佐伯 修平・65歳 | 主人公 | 自分の必要収入と予定を基準に、仕事内容を具体的に確かめる。 |
| P02 | 近藤 千晴・64歳 | 同世代の友人 | 自分の体験と質問を返す。「私には合う。でも修平さんにも合うとは限らない」と知識の範囲を明示。 |
| P03 | 久保田 篤・44歳 | 応募先の採用担当 | 募集条件と実際の仕事の違いを整理する。分からないことは持ち帰る。悪役にも万能の先生にもしない。 |
| P04 | 上原 菜月・28歳 | 現場の教育担当 | 立つ時間、持つ物、一人で受ける対応、困ったときの相談先を現場の具体例で示す。 |
関係と物語の進め方
修平と千晴は対等な友人。千晴から質問のヒントを得るが、応募先は修平が探す。採用担当の篤は募集条件を、現場担当の菜月は日常の作業を説明する。修平は自分の必要収入と時間に照らして選ぶ。
原本の「先輩から七つを教わる」から、「複数の相手へ自分で確かめる」へ変える。一社は必要収入に届かず見送り。別の一社へ面談を申し込むところまでを当面の結末案とする。採用前の見学は、採用・入職の確定を意味しない。
P01 佐伯 修平(65歳)
- 読み: さえき しゅうへい
- 経歴: 町の文具店の元店主。店舗の賃貸更新を機に店を閉め、新しく短時間の仕事を探す。閉店は本人の選択で、破産と設定しない。 長年、店の仕入れ・資金繰り・納期の判断を引き受け、商店街や取引先では相談される側だった。仕事のミスには厳しく、黙っていると近寄りがたく見えた。
- 望むこと: 生活に必要な収入を補い、人と関わる時間を持ちたい。無理を続けて自分の時間を失いたくない。
- 葛藤: 閉店は自分で決めたが、相談を受ける日々がなくなった寂しさは残る。以前は判断する側だったのに、応募先では「細かく聞いて断られたくない」と遠慮し、確かめたいことを飲み込んでしまう。
- 役割: 自分の必要収入と予定を基準に、仕事内容を具体的に確かめる。
- 変化: 合わない条件を自分で伝え、一つの応募先を見送れるようになる。別の面談へ進む。
- 顔・体格: 細身で少し背中が丸い。縦長の顔、小さめの目、短い塩胡椒色の髪を横に流す。細いガンメタルの角丸長方形眼鏡、透明レンズ。眉に少し強さがあり、通常は口を閉じた硬めの顔。
- 服・持ち物: 生成りのシャツ、薄いベージュのニットベスト、濃い茶のズボン、履き慣れた靴。無地の布鞄。
- 話し方: 店主時代は短く言い切る癖があった。仕事の話は具体的。応募先では過度に丁寧になり、確かめたい質問の語尾が弱くなる。話を聞いてもらえると、間を置いて自分の言葉で条件を伝えられる。
- 関係: P02と商店街時代からの対等な友人。P03に応募条件を聞き、P04から現場の一日を知る。
頼られていた過去と、今隠している気持ち
- 以前の立場: 近所や取引先から、判断や段取りを頼られた店主。肩書きを一般企業の元重役へ置き換えず、この人物の文具店主という過去から重みを作る。
- 人前で隠す気持ち: 店を閉める判断には納得している。それでも、役割がなくなった寂しさと、以前の経験が通用しないかもしれない怖さを人前では隠す。
- 通常の表情: 少し近寄りがたい真面目な通常顔。常時笑顔にはせず、笑顔が出る場面で変化を読めるようにする。怒りや威圧で善悪を決めない。
場面で変える四つの表情
| 表情 | 場面のきっかけ | 絵・仕草で見せること |
|---|---|---|
| 普段の硬さ | 求人票や仕事の説明を読む | 口を閉じ、眉をわずかに寄せる。相手を見てから一拍置く。いつも怒った顔にはしない。 |
| 寂しさ | 閉めた店の前を通り、声を掛けられる習慣がなくなったと感じる | 視線が下がり、口元の力が抜ける。鞄を持つ手が少し止まる。涙だけで説明しない。 |
| 取り繕う笑顔 | 条件が合わないと分かったのに、その場で断れない | 口角だけを上げる。目は笑わず、返事が短くなる。緊張を隠す笑顔にする。 |
| しんみりした小さな笑顔 | 自分の希望を伝えても話を聞いてもらえ、次の面談へ進めると感じる | 眉と肩が緩む。閉じた口の端が少し上がる。寂しさは残るが、ほっとした気持ちが見える。大笑いで解決にしない。 |
- 眼鏡の連続性: 通常・寂しさ・取り繕う笑顔・小さな笑顔の全てで眼鏡を維持。眉と目をレンズで隠さない。P02の丸眼鏡、P03の太い黒いフレームと描き分ける。
表情のきっかけは演出設計の例。実際にどの場面を採るかは、台本の構成を確定するときに決める。
P02 近藤 千晴(64歳)
- 読み: こんどう ちはる
- 経歴: 商店街の読書会で知り合った友人。現在は週に数日の短時間勤務をしている。
- 望むこと: 仕事も自分の用事も大切にしたい。修平を助けたいが、友人の人生を決めるつもりはない。
- 葛藤: 自分の勤務先では相談できているが、修平からの質問で、自分も確認していなかったことに気づく。
- 役割: 自分の体験と質問を返す。「私には合う。でも修平さんにも合うとは限らない」と知識の範囲を明示。
- 変化: 一方的に教えるのではなく、自分も条件を確かめ直す。紹介や採用を保証しない。
- 顔・体格: 小柄。短い灰色のボブ、細い丸眼鏡。落ち着いた口元、表情は明快。
- 服・持ち物: くすんだ青のシャツ、茶色のゆったりしたパンツ。小さな柄の布バッグ。
- 話し方: 率直で短い。自分の経験には「うちでは」を付ける。主人公を説教しない。
- 関係: P01より年下の対等な友人。採用担当や職場とは親族・紹介の関係を持たせない。
P03 久保田 篤(44歳)
- 読み: くぼた あつし
- 経歴: 生活雑貨店の募集窓口。勤務条件や募集枠を説明する。現場の作業は担当者へ確認してから回答。
- 望むこと: 応募者と現場の双方に、条件の食い違いが少ない採用をしたい。
- 葛藤: 最初は求人票にある説明で済ませがち。主人公の具体的な質問を受け、勤務例や担当範囲を確認する。
- 役割: 募集条件と実際の仕事の違いを整理する。分からないことは持ち帰る。悪役にも万能の先生にもしない。
- 変化: 抽象的な条件説明から、確認した具体例を答えるようになる。
- 顔・体格: 中肉で丸い顔。短い黒髪、四角い眼鏡。柔らかい表情だが落ち着いている。
- 服・持ち物: 白い襟付きシャツ、チャコールのカーディガン、灰色のスラックス。無地の名札。
- 話し方: 事務的に始まるが、質問が具体的になると例を挙げる。「そこは現場に確認します」と言える。
- 関係: P01の応募先の窓口。P04と同じ職場で、募集と日常業務を分担する。
P04 上原 菜月(28歳)
- 読み: うえはら なつき
- 経歴: 同じ生活雑貨店の現場担当。売り場の補充・在庫整理・受付対応など実際の一日を説明する。仕事内容は架空の店舗設定。
- 望むこと: 作業を一緒に進めたい。相手に覚えてもらう速度と、自分の説明量を合わせたい。
- 葛藤: 教える経験が浅く、最初は手順を一度に説明してしまう。
- 役割: 立つ時間、持つ物、一人で受ける対応、困ったときの相談先を現場の具体例で示す。
- 変化: 説明を小分けにする。修平も在庫整理の経験を伝え、年齢で上下を決めず互いに学ぶ。
- 顔・体格: 活動的な体格。黒髪を低い位置で一つに結ぶ。眼鏡なし。まっすぐな姿勢。
- 服・持ち物: 落ち着いたオリーブ色の作業シャツ、紺色のパンツ、動きやすい靴。無地の名札。
- 話し方: テンポが速いが、相手の反応を見て言い直せる。親切だが救世主にはしない。
- 関係: P03の現場側の同僚。P01の職場見学で説明する担当。見学は採用・入職の確定を意味しない。
固定すること
- 年齢と前職を固定
- 髪型、眼鏡、輪郭、服の配色を人物ごとに固定
- IDと名前・読みを台本、画像、コンテで一致
- 年齢や性別を能力・善悪の基準にしない
- P01は眼鏡ありを固定し、表情が変わっても同じフレーム・輪郭・髪型を保つ
- P01は通常顔の硬さから、寂しさ・取り繕う笑顔・小さな笑顔へ、場面のきっかけで変える
原本から独立させること
- 参考人物の画像を生成へ渡さない
- 原本の名前・顔・服・経歴・関係・固有の台詞を流用しない
- 三つの離職連打、年上先輩の喫茶店講義、友人紹介による即採用を繰り返さない
- 一人の先生に七つの答えを語らせず、本人が応募先を確かめる
- 結末は他人へ教えるより、本人が合わない条件を言えて選べる変化
決めた後の工程
- 登場人物の確認
- 人物を反映した企画02と冒頭・章構成の改訂
- 台本全文と前後共通チェック
- 確認済み台本から絵コンテ
- 30〜60秒試作